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事業内容
子どもシネマスクールは、当法人が撮影所時代の映画づくりを子ども達に伝えたいと「子どもゆめ基金」(文部科学省外郭団体)の助成を受けて、2002年から毎年行なっています。子ども達がプロの映画製作現場に、助手として参加することによって交流体験や職場体験をしてもらいます。

活動の目的
子ども達が映画製作体験をすることによって、異年齢交流で相互理解・協調性・社会性を育み、またプロスタッフ・キャストたちからは映画関係者の様々な職種に接し、職業意識の啓発に役立ちます。更に映画という総合芸術の制作に関与することにより、深い感動と充実感を味わうことができます。

活動の特色
子どもの時にこそ本物との出会いが大切です。この活動では現役の、いつもは何億の大作を手がける現役の映画クルーが、空いている時間に、未来を生きる子ども達のために本気で指導に当たってくれます。

シネマスクール万歳
写真の発明が絵画に大きな衝撃を与えたことはよく知られている。
それまで透視画法などは絵の学校で教えられていたが、写真が機械的に正確に表現するから、絵画は目に見える通りに描くという機能では、写真に及ばない面ができた。
それで印象派からシュールに至る、十九世紀末から二十世紀にかけての、新しい絵画が誕生することになった。
ある画家は刻々と変化する光と色を重視し、ある人は写真のような機械的な描写ではなく、人間的描写を行うために、視覚的には非現実的だが、心理的、人間的には写真よりも現実的な作品を造った。
機械的映像の描写力は、映画、テレビ、CGの発明によって、絵画と共にもっとも古い表現手段であった言語の分野にも、影響を与えつつある。
たとえば交通規則の割り込み禁止の割り込みとはどういう行為であるかを示すには、言葉で表現すれば難解で理解困難な文章になるが、動く映像と言葉を併用することによって、明快にすべての人に理解させることができよう。
アニメと共に、映像による表現は、言語、音楽、伝統的絵画などと共に、今や市民権を獲得したといってよい。
そしてすべての表現は自ら表現することによって、理解も深まるのである。
幼児は言葉を最初は聞くだけであっても、自分で発言することによって、言語の能力と理解力もより深まるのである。
それだからこそ、多くの人が映像の表現のイロハを知ることの意味がある。
表現に参加する時、今まで見過ごしていた映像の基本的性質を知ることができる。
またある観念を映像で表現するために、どのような手段と技術があるかを学ぶのも大切である。
そうすれば他人の作った映像に接する時、従来以上に深い理解と感動が得られ、それを批判する目も培われることであろう。
私はこの学校に一人でも多くの人が参加することを望みたい。
(三浦朱門)






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