当法人は映画・映像文化振興のため、2000年11月1日映画ファンと映画人とで起ち上げたNPO法人です。
“良い観客が良い映画をつくる”をモットーに20年間活動を続けてきた「監督と共に名画をみよう」会、略して「監名会」が発展した形で設立されました。従来あったゲストと共に映画を見て話を聞く、ということ以外にも見る側、作る側が一体となって日本映画・映像の振興のために何かできないか、という思いが結実したものです。設立役員には、理事長をはじめとする映画ファンと映画関係者が就きました。
尚、監名会は、当法人のメインプログラムとしてそのまま(通算で)続いています。
21世紀は映像文化の時代と言われています。そして映像は益々多様化、多面化して我々の生活の中に氾濫しています。しかし一方では、映画を取り巻く厳しい環境変化の中で、過去の名作を次世代へ伝承する事がおろそかになっているとの警鐘があります。映画の発展のために、文化遺産としての過去の名画の価値を次世代に伝承する事が不可欠です。
映画・映像は、観るだけでなく、創ることを体験する事により、楽しさは倍増し、映像の力を実感することが出来ます。当法人では、かつての撮影所時代の映画作りを、次世代に伝える為の活動をしています。とりわけ映画の将来を担う子ども達に期待しています。
映文振センターは、映画ファンと映画人とが一体となって、観る、創るの両面で、以下に掲げる事業を通じ、映画・映像の持つ文化的・社会的存在意義とと可能性を、広く地域市民に浸透させるよう努め、映画・映像文化の振興の一端を担いたいと考えています。
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過去の名画を上映し、その作品の関係者(監督・出演者他)を招いて話を聞きます。年4回開催。(この企画は「監名会」として26年間90回以上の実績を持っており、それを引き継いでいます) |
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子ども達やシニアがプロと一緒に映画を製作する「シネマスクール」を年1回開催。 |
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「シネマスクール」制作作品等を学校や施設に出張上映いたします。 |
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情報提供。 |
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